カテゴリーアーカイブ: 摩気のたね
平成27年2月7日
NHKドラマ「限界集落株式会社」第2話
小説でもそうであったように、直売所開設当初の盛況ぶりが何であったろうと思うほどの開設1ヶ月後の閑散とした状況。1ヶ月前の期待と目の前の現実との落差。
次から次へと運び込まれる農産物と買い手がなく売れ残っていく新鮮野菜。(農業者はこれが怖くて起業に踏み込めないのです。)次回は、どう打開していくのか。
※近いうちにNPO法人「摩気の郷」の設立についての説明会が開かれます。
地元農業者の発展を目指すという第7項に注目しています。
採算のとれない一次産業をカバーできるだけのことができるのか。発展とある以上六次産業の道を歩むということだと理解して、加工・流通、販売についての見通しは。
農産物の供給には1年以上の準備が必要であり、具体化がどこまで進んでいるのかを確認。また、地元外の起業を引っ張ってくるのか、独自に地元企業や人の参加・参入で加工所をつくりレストラン・直売所を作ろうとしているのか。
(NHKのドラマを見た後ばかりなので、直売所を開いて盛況だったのは始めだけ1ヶ月後のがらんとした直売所のなまなましい映像が頭を過る。)
平成27年1月31日
午後9時NHKドラマ「限界集落株式会社」第1話放映開始
小説「限界集落株式会社」をテレビドラマ化したものです。小説を読んでいたので内容がとても興味深く楽しみにしてました。
平成27年1月18日
「経営所得対策」において、国のいう交付対象者は「認定農業者、認定就農者、集落営農」に限られます。27年産からは規模要件も課さないということで、年齢や経営規模の大小を問わず「農業経営改善計画」を作成提出すれば認定を受けることができます。
規模要件も年齢制限もなくなったため市の農政課へ「農業経営改善計画認定申請書」を提出しました。しかし、この申請は頭から却下されました。認定農業者への道は閉ざされました。
近畿農政局に問い合わせたところ、認定農業者を増やしたいが補助金を出す自治体に温度差があって受付しないところもあるということです。
自治体には資金枠がないので現状でいきたいということでしょう。つまるところ小規模農家は「集落営農」でしか道はないことがわかりました。
平成27年1月12日「成人の日」
早朝からトンドを燃やし、「御日待ち」といって区内の町内ごとに(各戸から1人ずつ10人くらいの単位で)集まって新年を祝います。
話の中で、NPO法人「摩気高山の郷振興会」設立の説明がありました。
廃校後の摩気小学校校舎や跡地の有効活用についてのようですが、地元民に小学校の廃校つまり南丹市のお荷物の維持管理をさせるようなことになりはしないか。又、南丹市の出張や移動診療所・保育所設置といった摩気地区の利便・発展ではなく南丹市行政のさらなる合理化・発展のお手伝いをさせられるのではないか。ただでさえ人手がなく草刈りや鳥獣害対策に追われているのにと思います。
只、一つ興味のあるのは
第5条(事業) ⑦農林業の新たなる発展を推進する事業。
具体的でなくわかりにくいですが、摩気地区内の農業者とともに農地や農業生産品を利用して6次産業化した事業であれば前向きに考えられるなと思います。
平成26年12月6日
「自然エネルギープロジェクトチーム」の話を友人から聞きました。
風力や水力、太陽光エネルギーで発電事業を興し農業の6次産業化で農業を維持していこうとする活動です。興味あることなので正月休みにじっくり考えてみよう。
河川工事
平成26年10月17日
今日は摩気小学校区のみんなが集まって、校庭に人文字を描きます。いよいよ摩気小学校の廃校に向けてのセレモニーが始まりました。
摩気小学校に縁のある人たちが全区から集まり盛況でした。上空からの写真を見てもわかるように校庭が狭く感じられます。
統合という形の廃校で小学校は町へ去ってしまいます。私たちの暮らしはさらに不自由になるので、孫と一緒について行きたいくらいです。
ずっとサラリーマンとの兼業農家でやってきましたが、今は会社を退職し農業だけの生活になっています。しかし、農業だけでは採算がとれないのです。このままでは圃場整備した農地も耕作放棄しなければならなくなって農業すらできなくなってしまいます。
仕方ないので実現できるかどうかは別にして農業を維持できる方法はないか探っていこうと思います。
まず一つは国の農業政策が来年から大きく変わりますので、経営所得安定対策等の交付対象者(国の認めた農業者)になれる取り組み。(経営所得安定対策)
もう一つは農業生産(一次産業)だけにとどまらず、農産加工や流通、直接販売等二次・三次産業を足して六次産業化する取り組み。(H23年3月施行「六次産業化法」)
摩気小学校の人文字写真:東亜写真センター撮影